冬コミレポと反省会

二日目のウル織アフターはそりゃあもう豪華メンバー揃い踏みで凄かったんですが、一番感動したのは、生涯最も静かだったカラオケでした。
皆さんにスケブ描きに集中してたから。
ついでに誰かが歌うと、照明が落ちて描きづらくなるから。
これがオフ会…！
頂いたスケブは宝物です。

でも皆さんの歌、聴いてみたかったなあ。
今回の帰国で一番楽しみにしてたカラオケだけど、意外と歌う機会が少ないのでとうとう母を連れて上野のパセラまで行ってきました。
大体ニコ動で知ったアニソンとかだけど、「アニソンだよ」って言わないと気づかないくらいいい曲いっぱいあるからね。
母は「For フルーツバスケット」に感動してた。


個人的にウル織をイメージできるなあと思う曲

Cocco
・小さな町
（狭い世界にいるウルキオラ～みたいな）
・音速パンチ
（曖昧な二人の関係をぶち壊そうとする元気な織姫～みたいな）
・Rainbow
（ウルキオラ死んじゃったらその後の織姫～みたいな）

KOKIA
・たった一つの思い
（ウルキオラにそんな甲斐性があるのか～みたいな）

分析して、私の中のウルキオラはツッパリ・ヘタレ、世間知がある分織姫の方がリード役なのだなと認識した。
ああ、そんな原作での展開が見たいよ！


三日目

創作行って見たかったけど大変疲れたので、宿の近くの上野の森美術館へ。
藤田嗣治の展覧会です。ヒャッホーこりゃああいいいいいいい！

パリへ乗り込んで研鑽を積んで遂に認められて、大戦で日本人として国内でも活躍した事が仇となって国から逃げるようにパリに戻って、そうして極めた晩年の礼拝堂の宗教画が壮絶でした。
80歳でやる仕事じゃないよ…。

諦めて悶えて苦しんだだろうに、でも優しい顔をしてるんだよ。
戦後の作品とか見ながら何度か涙が出た。

一緒に行ったやかんちゃんも気に入ってくれたみたいで、それがまた嬉しかった。
自分が良いと思うものを、見せたいと思った相手に、狙い道理に受け取ってもらえる幸せ。

表現する事は、思った通りに反応が返ってくるとは限らない。
でもその手ごたえがあった時、確かに想いは報われるのです。
そしてそれが既に次の創作に向かわせているのです。

私の拙い本にも拍手やメッセージを頂きました。
すっごい天にも昇る気持ちです。本当にありがとうございます。
返事は近日中に！


今回の冬コミは申し込みから最後まで、常に誰かに助けてもらっての参加でした。
そして部数の事とか本当にやり直したい!と思うことが多々ありました。
でもそれ以上に沢山のエネルギーを色んな方から受け取りました。
今回買ってきた本のクオリティがどれも半端無い！同人誌読んで初めて泣いちゃったよ！！
買った物の傾向を挙げましょう。

一日目
・ダークナイト本
・ロビン本（バットマン）
・林檎船長本

二日目
・ウル織
・グリ織
・ギン乱本
・ブリーチ女の子本
・ノイトラ本
・破面本
・スネハー本（ハリポタ）
・アサルシ本（ハリポタ）
・ジョナディオ本（JOJO）
・ナルニア本
・悟チチ本（DB）

何か新感覚なのも混じってますが、それもふっと惹かれて手にとって書き手さんの愛情に感動したからです。
愛ってすげえ。こういう形で人に発信できる同人ってすげえ。
自分に次の機会がいつあるか分からないのですが、また張り切って参加できたらと思います。
印刷所さんのお仕事ぶりにも頭が下がる思いです。
本当にあの酷い原稿をよく印刷してくれました。

これにてコミックマーケット75レポート、終幕でございます。