オタクサイト「笑ウ門」のオタク管理人ヲユキのオランダ生活的オタク日記です。
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オランダには結構日本人がいて、ネットで不用品の売買なんかをやりとりする時がある。
今日は本を譲ってもらうためにアムステルダムまで行ってきた。
海外で異様に村上春樹が人気なので、ちょっと読んでみたくなったんだ。
中古だから安いけど、電車代考えるとちょっと高くつくよなー。
その帰りのこと。
赴いたのは電車からバスに乗り換えて結構辺鄙なとこだった。
あと200mのところでバスが行ってしまう。あああ~あと2分早ければ乗れたのに!
まあいい、次のバスまで15分か、本でも読んで待つか。
売れ残りから貰った「ダヴィンチ・コード」の謎系ムック本を広げる。
先日のパリでダヴィコー・ツアーしたくせに結構話忘れてたり、肝心の謎が何か覚えてなかったんだ。
表紙が見るからに胡散臭いんだけど、この本は夢枕獏がインタヴューに応えてたり、小説のキャラクターやストーリーよりも、キリスト教の成立ちやら絵画の隠喩やらに結構分かりやすい解説本になってて存外嵌った。
あのネタは当たってる当たってないより、仮説の一種としては充分楽しめる。
歴史考察っぽい話と図版が満載で、ぶっちゃけ小説より面白かった。
あの小説、あんまりオカルト臭出さなきゃ面白いのに。
シラスとかマグダラのマリアとか興味深い人物像書けるんだし。
マリア切ないよ、マリア。
って、バス来たやん。さー乗るかー…って、ええええええええ?
来たバスが一瞬の躊躇も無くバス停を素通りしていく。
ちょ…嘘おおおおお!
一瞬呆然としたが慌てて追いかける。しかし間に合わない。
なんだ、ダヴィンチの呪いか?ラングトオオオオオオオオオオン!
とぼとぼと諦めてバス停に戻る。
ここ住宅街で人通り少ないからなんか寂しい気分になる。
すっと目の前にすると車が止まった。
運転席におっさんが一人。
「ヘイ!今のバスに乗れなかったのかい!?」
誰だあんた。
「止まらなかったって?何てこった、乗りな、これからバスに追いついてやるぜ!」
だから、誰なんだあんた。
「さあ!さあ!さあ!」
真昼間、白昼夢のような唐突さに思わず乗りそうになったけど、見ず知らずの人に「カモオオン!」って叫ばれてもねえ。
さっきまで泣きそうになってたのが冷静になって、何か逆に引いた。
なんでいい年してパンク系なんだよ、このおっさん。
いや、いいっす、あと15分ここで待つから、ありがとう。
そう言うと舌打ちして「あそ」っと去っていきました。
いや本当にいい人だったかもしれませんけど、これ下手したら…ねえ。
パリにいた時は散々、近づく物は全て泥棒だと思え!円の半径3m!!俺の後ろに立つんじゃねぇ!!!とかキリキリやってたけど、案外慣れてるつもりの地元の方が怖いのかもしれない。
考えてみれば普通にジャンキーがいる国だしな。
ちなみにこの後無事バスに乗って、何故かうんこ踏みました。
謎の緑色だった。芝生と一体化してて逆に健康に良さそうだった。
今日は本を譲ってもらうためにアムステルダムまで行ってきた。
海外で異様に村上春樹が人気なので、ちょっと読んでみたくなったんだ。
中古だから安いけど、電車代考えるとちょっと高くつくよなー。
その帰りのこと。
赴いたのは電車からバスに乗り換えて結構辺鄙なとこだった。
あと200mのところでバスが行ってしまう。あああ~あと2分早ければ乗れたのに!
まあいい、次のバスまで15分か、本でも読んで待つか。
売れ残りから貰った「ダヴィンチ・コード」の謎系ムック本を広げる。
先日のパリでダヴィコー・ツアーしたくせに結構話忘れてたり、肝心の謎が何か覚えてなかったんだ。
表紙が見るからに胡散臭いんだけど、この本は夢枕獏がインタヴューに応えてたり、小説のキャラクターやストーリーよりも、キリスト教の成立ちやら絵画の隠喩やらに結構分かりやすい解説本になってて存外嵌った。
あのネタは当たってる当たってないより、仮説の一種としては充分楽しめる。
歴史考察っぽい話と図版が満載で、ぶっちゃけ小説より面白かった。
あの小説、あんまりオカルト臭出さなきゃ面白いのに。
シラスとかマグダラのマリアとか興味深い人物像書けるんだし。
マリア切ないよ、マリア。
って、バス来たやん。さー乗るかー…って、ええええええええ?
来たバスが一瞬の躊躇も無くバス停を素通りしていく。
ちょ…嘘おおおおお!
一瞬呆然としたが慌てて追いかける。しかし間に合わない。
なんだ、ダヴィンチの呪いか?ラングトオオオオオオオオオオン!
とぼとぼと諦めてバス停に戻る。
ここ住宅街で人通り少ないからなんか寂しい気分になる。
すっと目の前にすると車が止まった。
運転席におっさんが一人。
「ヘイ!今のバスに乗れなかったのかい!?」
誰だあんた。
「止まらなかったって?何てこった、乗りな、これからバスに追いついてやるぜ!」
だから、誰なんだあんた。
「さあ!さあ!さあ!」
真昼間、白昼夢のような唐突さに思わず乗りそうになったけど、見ず知らずの人に「カモオオン!」って叫ばれてもねえ。
さっきまで泣きそうになってたのが冷静になって、何か逆に引いた。
なんでいい年してパンク系なんだよ、このおっさん。
いや、いいっす、あと15分ここで待つから、ありがとう。
そう言うと舌打ちして「あそ」っと去っていきました。
いや本当にいい人だったかもしれませんけど、これ下手したら…ねえ。
パリにいた時は散々、近づく物は全て泥棒だと思え!円の半径3m!!俺の後ろに立つんじゃねぇ!!!とかキリキリやってたけど、案外慣れてるつもりの地元の方が怖いのかもしれない。
考えてみれば普通にジャンキーがいる国だしな。
ちなみにこの後無事バスに乗って、何故かうんこ踏みました。
謎の緑色だった。芝生と一体化してて逆に健康に良さそうだった。
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