今日は

ヒース･レジャー氏の命日だ。

だからここんとこずっと、「もしタイムマシンがあって、一年時間を遡れたら、ヒースの死を止められるか？」なんてことをぼんやり考えてる。
そして、多分あっても止められないだろうと結論する。

人の運命って川に浮ぶ笹舟みたいなもので、勢いに乗ってどんどんと進んだり、ゆったりと流れたり、常に流れているものだと思う。
それを無理に変えたら歪みが生じる。
長い間時間を掛ければ水は岩をも変えるけど、いきなりぶつけたら飛び散って砕けるみたいに。
何かを力づくで変えたら、その後を力づくで守らなければ意味が無い。
私にそれは出来ない、だってただのジョーカー・ファンだし。

でもヒースがいないのが寂しい。
すごーく寂しい。
そして同じ地球の空の下で繋がってる人生が、苦手な人や知らない人の分まですごーく愛おしくなる。

仕事中、オランダの空の下でヒースじゃない人を指圧しながら、そんな事を思った。
ヒースさん、ありがとう。