ぎやあす

作品搬出の業者がかれこれ２時間も来ない。
暇すぎて途中で止めてたハロウィン６最後まで見ちゃったよ。
途中まで何て酷い脚本だと思ってたが、最後まで見たら至り尽くせりのマイジェミ脚本だったよ！

以下マイジェミの話。

４で出会い手を繫ぎ、５では心の奥まで繋がって、６は…６はああああああああああああ！ジェイミー惨殺ENDはまだしも変なオカルト教団とか出てきて無いわああああそれえええええ！と思ったんですが、ラストでマイケルさんが全力でぶっ潰してくれたのを見てすっきりした。

Wiki英語版でも書いてある通り、やっぱりマイケルさんはジェイミーちゃんを手込めにしてたようです。早く幻のフィルムをry
身内は殺☆SU！って人が６年もいて性欲まで持っちゃうなんてなんでだろね。らしくないねマイケル。

ああ、そうか。家族が欲しかったんだね。自分だけを見てくれる、自分をちゃんと愛してくれる、そんな家族が欲しかったんだ。
両親は多忙だわ、実姉は色ぼけだわ、そんな６歳までの心で止まってるんだ。

だからジェイミーちゃんに「おじさん」って呼ばれて初めて人間らしさを見せられたんだね。可愛い人だ。そしてジェイミーちゃんの可愛さはガチ。

そしてそこに付け込むのが某教団の黒い人。
「君の衝動は血のせいだ。同じ血を持つ彼女が君を癒してくれる」とか吹き込んでおく。暗示に掛かったマイケルはジェイミーへの殺意を無くす。

責任感の強く賢いジェイミーちゃんは「皆が殺されちゃったのは私のせい」と自分を責めていることでしょう。罪悪感に縛られて怖いブギーマンからも逃げられなくなるわけだね。そこに「彼はただ苦しいんだ。それを分かってやれるのは君だけだ。君が彼を受け入れればもう彼も暴れたりはしなくなる」とか言いくるめる。
怯えながらも何とか孤独だった伯父と接しようとする姪。

でまあここでの奇妙な交流はニヤニヤなのかグロなのかしらんが、とにかく教団を仲人に以下略で６冒頭へ。
６のマイケルが少しメタボだったのを見るに割といい食生活みたいだし、お子が生まれるまで落ち着いてたようだし、幸せだったようだ。
ようやく家族が出来た！と思いきやそれもつかの間、子供を取り上げられる恐怖から逃げ出すジェイミーちゃん（１５歳）。猛烈に追いかけるマイケル。

そして農場で…嗚呼ああアアアアああああああああ！
あの時にジェイミーちゃんがマイケルに伸ばした両腕が悲しい。それを抱きとめず突き放すマイケルも哀しい。やっと掴んだのに心を持て余したマイケル・マイヤーズは殺人鬼に逆戻り。

ちなみにカットされた幻のシーンでは、ジェイミーはまだ生きていてとどめを刺したのが最後にマイケルに殺された教団のあの人らしい。わお。しかしこの６、美味しいい幻のシーンがあり過ぎる。

復讐か、マイケル。虹の夢を自分の手で砕くことになった全ての仕掛人への復讐だったのか。

ジェイミーを、家族を、愛情を、幸せを、全てを「お前には生涯持てないものだ」と突きつけられた故の暴走だったのか。
そう思うとあの教団ぶっ潰しシーンは泣ける。フラッシュがなあ、荒ぶるマイケルの魂の叫びがなあ…。

感情が全くない魔性の子供だったマイケル。何十年も言葉すら封じて決して人と交わらなかったマイケル。
初めて彼が求めた少女が、無垢なその魂があっても、彼を光へと連れ出すにはその闇が深すぎたってことでしょうか。
ジェイミーちゃんがマイケルを理解して愛してくれようとしてたらいい。


何て全部妄想だから。うふふふふふふふふふふ
でもこの４５６はマイジェミ三部作として厚く奉納させて頂きます！

レザレクションも面白かったよー。
天国ではジェイミーちゃんが、地獄ではローリーが待っているのに、その狭間の地上でいつまでも彷徨っているマイケルなのでした。