ぐおあああああああ

あ、妙に静かだと思ったらオランダも今日まで連休モードだったのか。
え、５月が３分の１終わってるって何それ？あれやってない、これやってない、何やってたかって、手ブロと展示と手ブロと誕生会と手ブロ。
ジーザス！っていうか、ブッダ！
手ブロにハマり過ぎて生きるのが辛い。

今日は外に出るべし！と決めて、アムステルダムのエルミタージュ美術館別館でマティス展見て来た。上野で昔見て以来、マティスのファンです。色使いと形が猛烈に可愛い。マティスの「ダンス」が来てて、それが見れるのが今日までだったのね。

家出る前にiPodに貰ったばかりの平沢進コレクションを入れようとしたら、何故かPCがフリーズ、再起動出来ず数回失敗、更にやっと立ち上がったらiTuneが開かず、うきいいいいいい！となって、再インストールしてようやく復活。１時間くらい格闘してた。同期するのは５分で済んだのに…。

図書館で見つけた「ハロウィン2」のサントラも入れといた。何で１が無くて３とこれはあるんだ？ハロウィンのテーマ大好きだけど、2ってピロピロが激しいので単品で聞くのは辛いのよね。

それもこれも、去年オープンしたこのエルミータジュ美術館っていつ行っても並ぶんですよ。で、日曜だし１時間は待つかなと思って準備して行ったら、私が着いたのが午後二時くらいだったのに外まで並ぶ人は無く、あっさりと入れました。帰りに見たら並んでた。ラッキー！

本物の「ダンス」は前に上野かどこかで見たような気がしてたのですが、思った以上に素晴らしかったです。でけえ。色の効果が凄い。
その前で３歳から８歳くらいのお子様が４人ほど並んで模写に勤しんでてヤバいほど可愛かったです。こういう活動が美術館で出来るって凄い。

あとカンディンスキー、ユトリロ、マリー・ローランサンもあって興奮した。
あの時代、生まれたくはないけど覗いてみたい。

その後、公娼街のど真ん中にある旧教会で今年のワールド・プレスフォト（その年の報道写真の賞）展を見てきました。
…あのさ、グロいから隠すんだけどさ、

イスラム圏の某国で死刑に決まった男性が地面に掘った穴に胸まで埋められ、石でめった打ちにされて処刑され、更に引きずり出された死体に容赦なく石がぶつけられる様の一部始終をおさめた一連の写真がありましたが、その間カメラマンは淡々と殺される人を被写体として撮ってたってことだよね？


え、それってどういう神経なの？
報道って勿論大事だけど、ここまでやると一体どういうことなんでしょうか？
どんなホラー映画よりこわかったんですけど？

この展覧会は日本にも後で行くはず。キャノンやニコンが支援してる賞なので。
毎年ショッキングな写真が７５％くらいなのでお子さん連れや心臓の弱い方にはお勧めで来ませんが、毎回世界の紛争に着いて勉強になるよ。でも今年はやるせないなー。パレスチナの空爆を受けて生き埋めになった幼い女の子の顔とかさ…。会場でマジ泣きそうになった。
紛争とか戦争やってる場面の写真のあとで、イギリスの上流階級が競馬で盛り上がってる写真とか見せられてみ、あの構成には軽くキュレーターの悪意を感じる。

ちなみにオランダも、去年の女王の日の女王初め王室メンバーのパレード中に車が突っ込んで、その観覧客が吹っ飛ばされた瞬間の写真が選ばれてました。



とまあ、外に出たら刺激が相当強くて熱出しました。
幸いバイト先でガッツリ賄い食えたので、栄養補充してまたがんばろと思います。