脂肪論

寝る前に足を揉んでいるが最近やっと自分の脚がいかに脂肪で覆われているか分かって来た。

これは骨でこの手応えは筋肉でしょー、でこれだけタプタプ掴める物があるとすればこれが脂肪でしょーちょっとプツプツしてんのが老廃物でしょー…
試しに脂肪の分を膝裏に寄せまくってどのくらいの太さになるか見てみたら、うわ、左が右の半分だよ！！
極厚の肉襦袢レギンス履いてるようなもんだよ、これ！！

普通さっぱりモテないのに、何故か中東系の人が優しかったのはきっとこれだ、この肉がそそったんだ，多分。
しかしこれは肉ではなく脂なんですけど！すいません、これだけ蓄えてしまってすいません！！小学まではカモシカのように細かったはずなんですよ！ホルモンめえ！

本当に毎日の有酸素運動如きで太刀打ち出来るのであろうか、甚だ疑わしい物である。
試しに揉んでみる。
私は残念ながら当世日本国および西洋での目下主権的巨乳族には生まれつかなかったので、乳を揉まれ気持ちいいという感覚というものが正直全く分からないので想像するよりない。
乳を揉む方はきっとこんなタプタプした感じなんだろうなあとは思うが、正直これで性的にどう興奮出来るのかもよく分からない。
タプタプならさあ、脚でも良いじゃん。なんでおっぱいは良くてさあ、太腿はダメさあ？差別である屈辱である。

きっとこの脂肪だって故あってここに生まれつき根付きこうして大きくなったというのに、全く日陰のままジーパンに捩じ込まれおめおめと生きていくしかないなど、これでいいはずが無い。
まあ結局は燃やしたいんですがね。

わたしーのおにくのなーかでーなかないでくださいー

そこにーきぼうはありませんーしぼうしかーいませんー

私だってこれが江戸以前なら、「私って無乳で脚タプタプで最高！いやっほう！」とかイケイケでブイブイと云わせてたかもしれないのだ。平安時代なら今頃在原業平辺りに求婚されてたかもしれないのだ。絶対平安美人の素質あるのにー。
でも私は今が好きで、カレーライスやハンバーグやステーキやお肉食万歳お米も食い放題な時代に生まれて来れてとっても幸せで、その結果がこの脂肪なのだと思うと切ない。
ごめんね、愛してあげられなくてごめんね。
まあ結局は燃やしたいんですがね。

とにかく脂肪＝美って国には私の価値観に照らしても大抵ろくなとこないので、頑張って脚半分の脂肪にしたいです。
えいえいおー。目標として２年は掛けてみるわ。

あ、ドバイってどうだろう？あそこが素晴らしいのって金もってる観光客にだけ？